レジオネラ症感染防止の基本

ksky@takarabs.com

レジオネラ属菌とは

レジオネラ症は、レジオネラ属菌による感染症で、人から人への感染は起こりにくいですが、人工環境での要因が影響します。

レジオネラ属菌は、土壌や湖沼など広く存在し、埃と一緒に室内に侵入し、給水設備(貯水槽や給湯器)、空調設備(冷却塔や加湿器)、水景施設などに入り込みます。

設備内のバイオフィルムの中で増殖し、水滴やエアロゾルとして放出されるのです。

基本的な3つの予防策

レジオネラ症の予防対策は、次の3つに分けられます。

◉(一次予防)感染の未然防止

◉(二次予防)早期の診断・治療

◉(三次予防)感染拡大の防止

具体的な感染防止対策

具体的な対策としては、以下の点が重要です。

1. レジオネラ属菌の増殖とバイオフィルムの形成を抑える。

2. 設備内で形成されるバイオフィルムを取り除く。

3. エアロゾルの飛散を防ぐ。

4. エアロゾル化したレジオネラ属菌が空調システムに侵入しないようにする。

これらの対策を実施することで、レジオネラ症のリスクを低減することができます。

ABOUT ME
関谷 和行
関谷 和行
株式会社宝ビルサービス代表取締役社長
株式会社宝ビルサービスは、宮崎県で50年の信頼と歴史を誇る総合ビルメンテナンス企業です。
清掃、設備保全、人材派遣など、ビルに関するあらゆるメンテナンスをワンストップで提供しています。 当社は、さまざまな施設の清掃を請け負っており、高い技術とノウハウで、お客様のニーズに応じた清潔な環境を提供しています。 また、当社は宮崎県で唯一の公益社団法人全国水利用設備環境衛生協会の正会員です。
レジオネラ菌対策の専門家として、レジオネラ菌の発生や拡散を防止するための対策を講じています。レジオネラ対策の講師や対策顧問も可能です。レジオネラ菌対策の重要性や対策方法について、わかりやすくご説明いたします。 お客様の安全・安心を第一に考え、今後も、地域の皆さまの暮らしを支える企業として、邁進してまいります。
記事URLをコピーしました