家庭の中

家庭に潜むレジオネラ症の感染リスク

ksky@takarabs.com

ジオネラ症とは

レジオネラ症は、レジオネラ菌によって引き起こされる感染症です。この病気は、レジオネラ菌に感染することで、肺炎や高熱が起こることがあります。感染の主な経路は、衛生状態の悪い、家庭用24時間風呂や加湿器など、レジオネラ菌を含む水滴を吸い込むことによって感染します。感染を予防するためには、定期的な掃除と清潔な状態の維持が重要です。

家庭内での感染経路

家庭内での感染経路として、お風呂や加湿器が挙げられます。

特に、家庭用の24時間風呂は、常に40℃〜42℃でお湯が循環しており、レジオネラ菌が増殖するのに適した温度(20℃〜45℃)になっています。さらに、ジェットバスなどの泡が発生する風呂では、水滴やエアロゾルを吸い込む危険があり、感染のリスクが高くなります。

また、冬場に湿度を上げるために加湿器が使われますが、内部水槽や吹き出し口が清潔でない場合、菌が繁殖するリスクがあります。

掃除と衛生管理の重要性

レジオネラ症予防のためには、掃除と衛生管理が重要です。

風呂の循環システムや排水溝など、水のたまりやすい場所は特に注意が必要です。しっかりとした清掃を行うことで、感染リスクを低減することができます。

また、加湿器を使用する際には、定期的な清掃が不可欠です。加湿器の水槽や噴霧口には水滴が付着し、レジオネラ菌が繁殖する可能性があるため、こまめな清掃が重要です。清潔な状態を保つことで、感染リスクを減少させることができます。

ABOUT ME
関谷 和行
関谷 和行
株式会社宝ビルサービス代表取締役社長
株式会社宝ビルサービスは、宮崎県で50年の信頼と歴史を誇る総合ビルメンテナンス企業です。
清掃、設備保全、人材派遣など、ビルに関するあらゆるメンテナンスをワンストップで提供しています。 当社は、さまざまな施設の清掃を請け負っており、高い技術とノウハウで、お客様のニーズに応じた清潔な環境を提供しています。 また、当社は宮崎県で唯一の公益社団法人全国水利用設備環境衛生協会の正会員です。
レジオネラ菌対策の専門家として、レジオネラ菌の発生や拡散を防止するための対策を講じています。レジオネラ対策の講師や対策顧問も可能です。レジオネラ菌対策の重要性や対策方法について、わかりやすくご説明いたします。 お客様の安全・安心を第一に考え、今後も、地域の皆さまの暮らしを支える企業として、邁進してまいります。
記事URLをコピーしました